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七田 洋子

リフォームの売却価値

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2024.01.04

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こんにちは!なな子でございます。

 

帰省した際、子どもや自信の将来の話になりませんか。

我が家では、もうすぐ社会人になる姪っ子、来年は受験生になる甥っ子がおり、

近い将来、巣立っていく子ども達の部屋をどうするのか、

祖父母の家もどうするのか?などの話になりました。

 

それなりの築年数ではありますが、建て直すほどではない状態です。

とはいっても、部屋もあまるし、もったいないスペースをどうする?と。

 

もう少し遠い将来の事を考えた時に、売却という選択肢もある場合、

どのようにしておくと売却価値が下がらないのか、を調べました。

 

 

◆自分のためのリフォームは売却価格にあまり影響しない

自身が快適に住むためのリフォームは基本的には将来の売却価格には影響を及ぼしません。
例えば最新かつ最上級モデルのシステムキッチンを入れたとします。

5年くらいで売却するのであれば価値を感じる方がいるかもしれませんが、10年~15年経過してしまうと、

当時は最上級モデルだったかもしれませんが、売却時はただの中古のキッチン。

家そのものの耐用年数は技術の向上とともに長くなってきていますが、

住宅設備や部分的なリフォームについては想定される耐用年数は思ったよりも短いため、売却価格に影響はないです。

ただ例外があります。それは性能向上リフォーム。
外壁・屋根の塗装工事などが挙げられますが、建物全体を維持・保全する目的の工事です。
ただ、基本的にリフォーム工事は査定などで価格に反映されることはあまりないので、

将来高く売るためにリフォームというのは現実的な判断ではないです。

 

◆売却時にリフォームすれば高く売れる?

中古住宅を売却する際にリフォームを行う方がいらっしゃいます。

この売却時のリフォームが非常に判断が難しいところですが、

原則としてリフォームは売却価格には影響しないと考えるのが妥当です。

2000万円の物件に150万円のリフォームを実施したとします。

この物件がリフォーム金額よりも高い値段で売ることができるか?と言われると、

余程の理由がない限り難しいと回答する不動産会社が多いと思います。

ただ、売却時のリフォームは例外があります。
一つはリフォームしないと誰も関心を寄せてくれないほど汚い状態の場合。

※ペットを飼育している家やタバコのヤニで汚れている家など
こういう状態の家は綺麗にしないとそもそも買い手が見つからないため、リフォームせざるを得ませんが、

その際のリフォーム費用を乗せて売却は難しいので、多くの場合は売主が売却のための費用として支払うケースが多いように思います。

 

結論、大きく触らない方が良いのかと思います。

買い手の方がどんな家族構成なのか、生活スタイルなのかによって異なるのと、

お家の雰囲気の好みは、人それぞれ。

新しければOKという訳ではなさそうです。

 

 

 

大きな間取り変更は、家を熟知した設計士にお任せを。

耐震性は、本当に大切です。

 

もし、お悩みの方いらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいませ。

 

ではでは♪