こんにちは!なな子でございます。
今年は、元旦から能登半島地震でした。
※被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。
そして、今回も多くの建物が崩壊しています。
建物の崩壊は、本震に耐えれば良いという訳ではありません。
繰り返す余震も、大きな原因になります。
大きな揺れで傾いた建物は、繰り返す余震により更にもろくなっていき、崩れていく。
大きな揺れに耐える事だけに目を向けるのではなく、小さな揺れの余震にも同じだけ要注意です。
塵も積もれば山となるというように、繰り返す余震によって歪みがきていた所が崩壊してしまう、
という建物の崩壊がほとんどだそうです。
家の性能には耐震と制振とあります。
目的は同じですが、一般的には「耐震」の認識が高いように思います。
建築基準法により、構造部分には金具で強化するなど、家が崩れないように耐震対策が義務付けられています。
ですが、「揺れ」に対しては義務付けられている対策はありません。
少しの揺れにもすぐに反応して、建物を揺らさないように揺れのチカラを分散させる制振ダンパーがあります。
高い所から膝を突っ張って着地するのと、膝をクッションのように曲げて着地するのとでは、
着地の仕方も体(特に足)への影響も異なるのと同じで、家にもクッションがあるか、ないか、の違いです。
これから家づくりをされる方のご参考になれば幸いです。
ではでは♪