こんにちは!なな子でございます。
将来、そして今を考えて「家」をどうするか?を考える事、あると思います。
福岡は全国でもトップレベルで物価上昇しました。
それだけ住みやすいエリアで人気という事ですが、現実的に生活を続けるには
「賃貸」「マイホーム購入」どちらがいいのでしょう。
不動産の今の動き、将来を見据えた1つの考えとしてご覧いただけると嬉しいです。
■少し落ち着きつつある不動産の上昇。しかし・・・。
2023年から様々な物価が上がり、賃貸を選択する人が多かったようです。
コロナ後の経済回復やオフィス出社の増加などを背景に、利便性の良い所へ引っ越す若年層が増えました。
その際に、市内で購入できる方は少ない為、「賃貸」で様子見をするというパターンが多いようです。
価格が落ち着きつつあるとはいっても、希望のエリアは高すぎて手が出ず、賃貸物件に住んでいる方が大半です。
■立地条件が同じでも、物件の設備や仕様の違いで家賃や売買価格に大きな差が生じる!
当然ですが、立地条件が同じでも、物件の設備や仕様の違いで家賃や売買価格に大きな差が出てきます。
賃貸の場合
ライフルホームズ社の調べでは(1都3県の築40年以内、専有面積15平方メートル以上40平方メートル未満の物件の月家賃を調査結果)、「オートロックあり」の中央値が8万2000円と、「オートロックなし」の5万6000円を2万6000円上回り、年換算では31万2000円もの差になったようです。
建物の構造のケースで比較すると、同調査で「鉄筋コンクリート造」の物件と、木造や鉄骨造など「鉄筋以外」の物件を比較すると月の差額は2万4000円で、年換算では28万8000円。
築年数では「築5年未満」と「築5年以上」の月差額が2万2000円だったようです。
ほかにも「宅配ボックス」や「ふろの追いだき機能」といった生活の利便性でも家賃の差が大きくなりやすくなっていたようです。
生活空間が便利なのは、特に子育て世代は重要視します。
となると、必然的に家賃も高くなります。
■「賃貸」「マイホーム購入」でどちらが得か?!将来を見据えると『売買』
マイホーム購入をされていない方は、賃貸暮らしかと思います。
でも実は、1番賃貸暮らしの生活費が「勿体ない」という状態になっている可能性があります。
賃貸とマイホームを比較した記事でよく見る結論は、「支出をする費用は同じぐらい」といわれますが、
売買で購入をされた多くの方は、不動産を売却した場合に、数千万円の現金を手にすることが判っています。
勿論、資産とならない不動産を購入してしまった場合は、そのようなシミュレーションは立てられません(消費する家)
資産とならない不動産とは、どういう意味か下記でご説明します。
■『消費する家』と『貯金になる家』について
例えば、4,000万円で買った家を10年後に売却すると仮定します。
住宅ローンの返済は月々約12万円。10年間で支払った利息は約530万円、10年後の残債は約3,060万円。
もし売却価格が2,500万円だったとしたら、失った資産は約2,030万円(売却損2,000万円+利息530万円)です。
これは月々約16.9万円で住んでいたことと同等で、ローン返済額と比べても大赤字。
しかも560万円ものローン残債となります。これが「消費する家」です。
もし10年後に3,500万円で売れるとしたら、失った資産は約1,030万円(売却損500万円+利息530万円)。
これは月々約8.6万円で住んでいたことと同等で、ローンを完済しても440万円現金が残ります。
つまり家を買ったのに10年間で440万円貯金したことになります。これが「貯金になる家」です。
消費する家は残債の影響で住み替えが困難であるのに対し、貯金になる家は残債がないので、住み替えしやすいという点でも大きな違いがあります。
また、現在はインフレ下なので、不動産の価格も担保されやすいというタイミングです。
老後資金で困った際には、不動産を売却し、少し小さめな不動産に住まわれるのも老後資金を助けるものとなります。
賃貸暮らしのままだと常に支払いし続けなければなりません。
少し年齢を重ねたタイミングで購入を検討しても、住宅ローンは借りにくい、貯蓄も少ないなどの理由で賃貸暮らしのままで生活する人も居ます。
なので今、将来を見据えたマイホーム計画を立てる意味があるのです。
資金計画などのご相談、いつでも無料で行います。
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ではでは♪