こんにちは!なな子でございます。
基礎って何事においても大事です。
人の体でいうと、基礎代謝とか。
基礎代謝が良くないと太るし、病気になりやすくなります。
家の基礎も同じです。
家の基礎がしっかりしているかどうかで、家の寿命や快適さが変わってきます。
では、家の基礎はどのようなパターンがあるのか、今回はご紹介します。
家の基礎は、「ベタ基礎」と「布基礎」があります。
コスモレーベンはベタ基礎ですが、今はほとんどの建築会社はベタ基礎です。
では、ベタ基礎と布基礎の違いは?
■ベタ基礎
ベタ基礎は、建物全体を厚いコンクリートで覆う基礎の形式です。
<主な利点>
1.広範囲な支持力:建物全体にわたる基礎が、建物の荷重を広範囲に分散します。
これにより、局所的な沈下や傾斜を防ぎ、長期間にわたって建物の安定性を保ちます。
2.湿気対策と害虫防止:全面コンクリートのため、地面からの湿気や害虫の侵入を防ぎ、シロアリなどの被害を軽減します。
特に木造住宅では、この点が大きなメリットとなります。
3.耐震性能:ベタ基礎は、地震による地盤の変動にも強く、液状化現象が生じやすい地盤でも建物をしっかり支えることができます。
ただし、ベタ基礎は施工に手間がかかり、コストも高めです。
しかし、長期的な耐久性や安全性を考慮すると、ベタ基礎の方が断然良いです。
■布基礎
布基礎は、建物の柱や壁の部分にのみ基礎を設ける形式です。
<主な特徴>
1.コスト効率:使用する鉄筋やコンクリートの量が少なく、施工が比較的簡単なため、コストを抑えることができます。
2.適用条件:しっかりした地盤や、木造や軽量鉄骨造などの軽い建物に適しています。この条件下では十分な耐久性を発揮します。
一方で、布基礎は局所的な荷重集中に対する耐性が低く、地盤が弱い場所や重い建物には不向きです。
また、地面からの湿気や害虫対策が必要となり、特にシロアリ被害には注意が必要です。
コストは安いですが、シロアリ被害・荷重集中に弱く、長く住むにはオススメできない、という考えが一般的にはなっています。
特に集中豪雨の被害が多くなってきた西日本は、ベタ基礎じゃないと怖いな、と個人的に思います。
とはいえ、コスト面等を考えながらのマイホーム計画。
色んな情報を収集してみてくださいね。
ではでは♪