こんにちは!住宅コンシェルジュのなな子でございます。
今日はエイプリルフールですが、皆様はどんなウソつきましたか?
ウソをつくと息子から「ウソつく人は刑務所に入れられるから、僕ともう一生会えないよ」と言われます。
私から愛されている事を自覚しすぎている発言に少々引きますが、何だかんだで可愛い息子です。
先日、移動中に部長からクイズを出されました。
あの屋根の形は、何?
答え「切妻(きりづま)」
この名の由来は、妻は配偶者という意味の他に「端」という意味もあります。
昔、奥さんは建物の端にいることが多く、その場所を「妻」と呼ぶようになったという説もあるそうです。
何とも、昔の日本ならではな意味ですね。。。
住まいでは、棟の直角にあたる壁面を「妻」と呼び、切妻屋根は妻側の屋根を切ったような形です。
そこからこの名前がついたとされています。
切妻は山形のシンプルなデザインで、雨漏りがしにくいなどの長所があります。
日本では古くから用いられており、伊勢神宮の神殿は切妻屋根の代表例です。
さてさて、お次は…
答え「寄棟(よせむね)」
四方から棟を中央に向かって寄せるため、寄棟。
貫禄のある、落ち着いた雰囲気がありますね。
寄棟は、強風にも高い耐久性。
唐招提寺の金堂などは、寄棟屋根の代表例です。
そして、よく見かけるのが
答え「片流れ」
文字通り、雨水なども片方に流れるためについた名前。
クールな印象です。
方角がよければ、太陽光パネルや温水器などを多く設置できる屋根です。
他にも色んな屋根の形と呼び名がありますが、ほとんどが日本建築独特のもの。
雨が多い日本の気候風土が勾配のある屋根を生み、住まい自体を雨水から守るために出来あがったといわれています。
面白いですね~!そして、学生の頃は興味がなかった日本の歴史。
年齢を重ねると、興味がだんだんと湧いてくるのはなぜでしょう。。。
あの時、もっと勉強してたらな~と後悔します。
この年齢になってくると、何かを覚えるのに時間と手間がかかります。
部長にクイズを出されてすぐに言葉が出ず、部長の死角になる位置にいたのでカンニングしたら、すぐにバレました。
どんまい、私。